九条の大罪

【九条の大罪】九条の名言、魅力あふれるキャラたちの名セリフを徹底解説!

「九条の大罪」には心にグッとくる数々の名言があります。

主人公九条の言葉は、依頼人に対する救いもあれば、アウトロー的な見方のできるものもあります。

それは九条の弁護士としての信念を貫いたブレない言葉。

だからこそ九条の言葉には人々に深くささるものがあります。

弁護士の視点で社会の闇を描く「九条の大罪」で語られた名言。

登場するキャラクターがそれぞれの立場で印象的なセリフを残しています。

今回は魅力あふれるメインキャラたちの名言、名セリフを徹底解説します!

「九条の大罪」心にささる主人公九条の名言、名セリフ

数々の名言、名セリフを残している主人公九条。

九条の人間性が伝わり、心にささる言葉を厳選しました。

いい弁護士は性格が悪い

「九条の大罪」の最初のエピソード「片足の値段」のプロローグで語られたインパクトのあるフレーズ。

九条の代名詞と言っても過言ではないセリフとなりました。

これは九条という人物がどんな弁護士であるかを明確に表しています。

飲酒運転で交通事故を起こした依頼人を執行猶予にする弁護士はいい弁護士なのか

供述があると厄介だから被害者は死んでいた方がいいと言うのは性格が悪い弁護士なのか

依頼人のために動き依頼人のために結果を出す、だから「いい弁護士は性格が悪い」のかもしれません。

大丈夫。20日でパイになる

「動きのいい弁護士」と九条がいわれる理由がこのセリフ。

逮捕されると留置所で勾留できるのは最大20日間。

この期間に検察官は起訴するか保釈するか決めなければなりません。

証拠や証言がない限り、簡単には勾留期間が延長されないということ。

パイというのは保釈という意味。

九条は依頼人に警察対応のアドバイスするとき、カンモクして自分から不利益な供述をしないように指導します。

20日間の勾留が終われば保釈されるから「20日でパイになる」

思想信条がないのが弁護士だ

依頼人を選別しない九条。

九条は自分には思想信条がないと言います。

「道徳上、許しがたいことでも依頼人を擁護するのが弁護士の使命だ」

九条の弁護士としてのポリシーです。

世間から悪徳弁護士と呼ばれても九条は動じず自分の信念を貫き通します。

人の話を聞くのが弁護士の仕事です

「弱者の一分」で九条が曽我部に言った言葉。

軽度の知的障害を持った曽我部は、金本たちからいいように利用され、犯罪に巻き込まれています。

九条は社会的弱者であっても選別せずに依頼を受けようとします。

「初回無料なので気楽にどうぞ」

負の連鎖を断ち切れずにいる曽我部に、手を差し伸べる九条。
法律は人の権利を守る。だが命まではまもれない
曽我部を守るために、真実を供述せず金本をかばうよう指導した九条。

金本を追い込み縁を切るためには、曽我部が罪を被ることがベストの選択でした。

法律では守れない命。

九条は曽我部が刑務所に入ることで彼の命を守ろうとしました。

そして曽我部は自分の身を守れる安全な刑務所から密告して、金本に一矢報いることができたのです。

九条は法律を使って曽我部の権利を守り、そして命も守ったのでした。

私は依頼人を貴賤や善悪で選別はしない

「九条先生は誰の味方なのですか?」と烏丸に聞かれます。

九条は誰の味方でもありません。

ただ依頼人の利益を守るだけ。

だから、依頼人を貴賤や善悪で選別はしない九条。

「ただ、法律の世話はできるが、人生の面倒は見られない」

九条の心の中にはそんな割り切れないもどかしい気持ちがあるのかもしれません。

私は貴方に寄り添います。奪われる生き方でなく与えられる人になるまで

「消費の産物」で九条がしずくに言った言葉。

自分を取り戻すために、自分の生き方を変えてくれた男を殺したしずく。

しずくの心の支えだった男は利己的な人間でした。

しずくは騙されても利用されても自分を犠牲にして男に尽くしました。

自己肯定感が低く、誰かに依存することで生きていたぴえん女子しずく。

搾取され続け、社会の底辺まで落ちた弱者のために手を差し伸べる九条。

私には居場所がないと言うしずく。

「行く場所がないのなら私の事務所に来ればいい」

九条はいつか自分の子どもに送ろうと思っていた本をしずくに渡します。

弁護士が守っているのは悪人じゃない。手続きを守っている

「事件の真相」で刑事嵐山から、からまれる九条。

敵対視する壬生に犯罪者の権利なんてないと言う嵐山。

壬生の案件を受けている九条にも批判の矛先が向きます。

「あんた、人でなしの片棒担いで自分が嫌にならんのか?」

感情的に九条にモラルを問う嵐山。

九条が守っているのは…あくまでも適切な刑事手続きであって、悪人を守っているわけではないのです。

自分の娘がもしも殺されたら、司法になんて委ねたくないね

自分の娘を強姦殺人で失った嵐山。

犯人とかかわりのある半グレやヤクザ…犯罪者を憎悪しています。

そして悪人の権利を守ろうとする九条に対しても同じように憎しみを感じています。

「あんた自分の娘が、強姦殺人されたら同じように弁護できるのか?」

弁護士の使命は社会正義の実現と人権擁護だ、と九条は冷静に答えます。

「感情的に冷静な判断ができない依頼はプロとして身を引くべきだと考える」

法の使い方を熟知している弁護士だからこそ司法に委ねる選択はないと思う九条。

強欲は身を滅ぼしますからね

九条は金持ちでも貧乏人でもどんな依頼人であろうと着手金は一律、保釈の謝礼も一切受け取らない方針です。

烏丸に弁護士費用を相手を見てあげてみたらどうかと言われる九条。

「どんな客でも着手金が一律33万だからいいんですよ」

と答える九条に、欲がないなぁとあきれる烏丸。

強欲は身を亡ぼす

九条のボス弁だった山城弁護士。

かつては顧客ファーストで、全盛期は人望も厚く同じ弁護士からも尊敬されていました。

そんな山城は私利私欲のため反社と付き合い破滅に追い込まれました。

九条がどんな依頼者であっても弁護士費用の方針を変えないのは山城を反面教師としているのかもしれません。

「九条の大罪」心に残ったメインキャラの名言、名セリフ

「九条の大罪」には魅力的なキャラクターが揃っています。

彼らの印象的な名言、名セリフを解説します!

烏丸の名言:無知は罪ですね

「片足の値段」のエピソードで烏丸が語った言葉。

この言葉には深い意味が込められています。

「知る者」と「知らざる者」

無責任な飲酒運転で交通事故にあって片足を失ってしまった少年。

法律を利用した加害者は執行猶予になります。

弁護士をつけなかった少年の片足は保険金や慰謝料、通院費など保険会社に言いくるめられることになります。

法律を知っていないと、被害者であっても不利で不本意な結末になってしまうということ。

亀岡の名言:強者の悪人に仕えたらいずれ飲み込まれるわよ

九条と同期だった人権派弁護士の亀岡麗子。

「消費の産物」で対峙する九条に言ったセリフです。

女性の権利を守りたいと依頼者のAV女優の代理人になる亀岡と訴えられたAV会社社長の代理人になる九条。

「善悪の判断くらい自分の考えでしなくちゃ人間じゃないわ」

九条を反社の肩を持ち犯罪を助長させる弁護士と自分の正義感から決めつけます。

亀岡は弁護人にも依頼人を選ぶ権利があると言います。

「あなた弁護士の前に人間でしょ」

嵐山の名言:本当の顔は本人と罪を共有している人間しか知らない

「事件の真相」で殺された娘の事件を追い続ける刑事嵐山の言葉。

離婚して関わりが薄かった娘の死を後悔しながらも執拗に真相にたどり着こうとしています。

被害者学の観点から、被害者の性格、生活環境から犯罪に巻き込まれた原因を探し出し考察する嵐山。

捜査をしていくうちに、今まで知らなかった娘の裏の顔を見ることになります。

罪など犯していない無垢な娘の姿しか知らなかった嵐山。

事件を探っていったら、知りたくもない娘の本当の顔を見ることになってしまいました。

嵐山は娘と罪を共有し、事件の真相に近づいているのです。

壬生の名言:人から注目される最も簡単な方法が金持ちアピールなんだよ

https://twitter.com/UchidaHappy1992/status/1576021320911179778

「愚者の偶像」で壬生が数馬に投げかけたセリフ。

壬生は表向き真面目な自動車整備工場の経営者。

裏では水商売やセキュリティとして成功して勢力を伸ばし、金と権力を手に入れている壬生。

壬生自身は金持ちアピールをして注目されようとはいっさい思っていません。

夢に破れ借金を抱えた負のスパイラルから抜け出せずにいた数馬は壬生に声をかけられ奮起します。

「まず100万円貯めてみろ。そしたら俺のとこ来い」

数馬は壬生の言葉を胸に抱き夢に近づきます。

壬生の名言:飴と鞭なら、脳が溶けるくらい甘い飴を与えろ

壬生が数馬に言った「飴と鞭」の言葉。

壬生と約束した100万円を貯めようと必死になっている数馬。

しかし最後の詰めのところで太客に飛ばれて目標に手が届きません。

100万円の壁を越えられない数馬に壬生はアドバイスします。

「お前が売っているのはシャンパンじゃない。
原価と売値の大きな差額を埋める「物語」を売っているんだ。物語に納得したら客はいくらでも払う」

承認欲求を満たした疑似恋愛は金になる、と。

数馬は壬生の言葉を素直に受け止め実行しました。

甘い飴を与えて目標金額を達成することができたのです。

京極の名言:弁護士なんて所詮、鳩だろ?

傷害の共謀共同正犯で捕まったヤクザの京極。

「強者の道理」で代理人として初めて出会った九条に対する言葉。

自分の要求をのませようとして弁護士をパシリ扱いする京極。

九条は冷静に弁護士にとってもヤクザにとっても不利になるような行動は阻止します。

「金と力があっても法律の前であなたは弱者だ」

たとえヤクザであっても、向かい合う相手で態度を変えたりしない九条。

ブレずに依頼人のために働く九条を腹正しく思いながらも

「手際のいい先生だ」と認める京極。

京極の名言:飴が気に入らないなら、鞭でたたくまでだ

九条を弁護士としてかっている京極は何とかして自分の手中に入れようと行動します。

マンションの一室を九条の住まいに提供したり、会社の顧問を斡旋したり。

しかし九条は依頼人と代理人の関係以上にはならない距離を保っています。

京極からの「飴」に一切見向きもしない九条。

気に入らない京極は「鞭」を使うことを示唆します。

「いずれ、九条先生は俺の従順な鳩になる」

 

【九条の大罪】九条の名言、魅力あふれるキャラたちの名セリフを徹底解説!まとめ

「九条の大罪」の魅力あふれるメインキャラたちの名言、名セリフをまとめてみました。

主人公九条の言葉はどれも心に響く名言ばかりです。

悪徳弁護士と呼ばれますが依頼人を思うセリフの数々が印象的です。

九条の人間性が浮かび上がる言葉があふれていますね。

京極と壬生の「飴と鞭」の名セリフはふたりの性格を対にした秀逸なものだと思います。

今後の展開の中で生まれる名言、名セリフに期待が高まります!

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