この記事は、2019年10月12日に発売された、週刊少年ジャンプに掲載の鬼滅の刃第178話の考察記事で、ネタバレがほとんどです。
ひとつ前の鬼滅の刃第177話では、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と縁壱の過去、そして関係が明らかとなりました。
なんと縁壱は黒死牟の双子の弟で、圧倒的な才能の持ち主だったのです。
黒死牟(こくしぼう)は、幼い頃、弟・縁壱に笛をあげるなど、優しい心を持った人間でした。
ですが才能に溢れた縁壱に憧れて剣技を磨くものの、才能の差を縮めることができず、眩しすぎた弟の才能に負け、鬼になってしまったのかもしれません。
そして黒死牟(こくしぼう)が鬼となって再会した縁壱の手元には、あの時の笛があったのです。。
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目次
黒死牟(こくしぼう)が笛を切った意味!
縁壱が笛を肌身離さず持っていた理由はこういう事なんだろうけどさぁ…黒死牟さんが持ってたのはこの言葉がどこかに残ってたからだと思うんだよね…だって「どれだけ(縁壱という太陽との距離が)離れていても挫けず」「(どんな手を使ってでも)日々精進する」って事でしょこれ…… pic.twitter.com/DgCEuKFQFU
— 鳩麦 (@hatomugi_x) October 12, 2019
それではこれから鬼滅の刃第178話を見ていきましょう。
黒死牟と縁壱の過去が描かれた今回の話。
家を出て行ってしまった縁壱はどうなってしまったのでしょうか・・・?
黒死牟(こくしぼう)は縁壱に嫉妬をしていた
ずっと縁壱を憎しみ続けていた黒死牟。
才能に溢れた縁壱が近くにいることで、自分が小さく惨めに感じられました。
それゆえに憎しみに溢れてしまった黒死牟は、縁壱に”頼むから死んでくれ”と思うのです。
縁壱が家を出ていってからというもの、黒死牟の父は縁壱を連れ戻したいと寺へと使いを出します。
ですが縁壱の姿はどこにも見つかりません。
縁壱はどこで何をしているのか、それは誰にも分かりませんが、自ら何かせずとも黒死牟が願い続けた思いは叶ってしまったのです。
それから十年余りの時が過ぎ、平穏な毎日を黒死牟は過ごしていました。
その間に妻子にも恵まれ、家庭を築きます。
ですがそんな日々はどこか平凡で、年月の流れをゆっくりと感じていたのです。
何も面白味のない生活だったのかもしれません。
突如やってきた黒死牟(こくしぼう)と縁壱の再会
そんなある日のこと、黒死牟の野営を鬼が襲います。
そこに突如現れたのが、縁壱でした。
縁壱は鬼殺隊の1人として黒死牟の前に現れ、鬼に襲われていた黒死牟を救ったのです。
久しぶりに会った縁壱は、初めて剣を握ったあの頃とは別人のように、剣の技術は極限まで磨き上げられ、非の打ち所がない人格者となっていました。
この出来事によって、黒死牟の平穏な日々は崩れ落ちました。
縁壱の強さ、そして剣技を目の前にしたことにより、それらをなんとかして自分のものとしたかった黒死牟。
黒死牟は家も家族も、自分が持っている全てを犠牲にして、鬼狩りとなる道を選んだのでした。
黒死牟(こくしぼう)は縁壱から呼吸法と剣技を教わった
鬼狩りとなった黒死牟は、鬼を倒すべく、縁壱から呼吸法、そして剣技を教わります。
縁壱は、黒死牟に限らず誰にでもその呼吸法と剣技を教えます。
ですが、教わった誰1人として縁壱と同じようにはこなす事ができませんでした。
そのため縁壱は、それぞれの人が得意とする呼吸法を教えることにしました。
その結果、縁壱が使いこなしていた日の呼吸から派生した呼吸法が次々と生まれたのです。
その後、鍛錬を重ねた黒死牟は縁壱と同じように痣ができます。
しかし、結局縁壱のように日の呼吸を使いなすことはできず、のちに月の呼吸と呼ばれる派生で誕生した呼吸法を使うこととなりました。
縁壱と修行を重ねれば重ねるほど、黒死牟は縁壱との力の差を痛感し、自身には未来の伸び代はないと思います。
黒死牟(こくしぼう)は幼き頃にあげた縁壱の笛を切った瞬間、自身が何も手に入れられなかったことを悟る
黒死牟が絶望を感じていたその時、鬼舞辻無惨と出会います。
鬼になることで無限の時間を生きることができ、他の剣士とは比べ物にならないような強さを得られると聞くのです。
そんな甘い誘いをする鬼舞辻無惨の言葉に、のせられてしまった黒死牟。
黒死牟は自身が鬼となったことで、ずっと心から望んでいた強さを得られたはずでした。。
ですがそれでも圧倒的な強さを誇っていた縁壱。
結果としては縁壱が寿命で死亡したために、黒死牟は勝ち逃げをしたのです。
戦いでは誰も縁壱に勝つことはできませんでした。
そんな縁壱の死によって、黒死牟は自身が惨めな存在であると感じさせたのです。
黒死牟は、寿命で亡くなった縁壱の肉体を切りました。
それは憎さからの行動です。
その肉体を切るのと一緒に、その昔、幼い頃に黒死牟が縁壱へあげた笛も真っ二つに切ってしまったのでした。
黒死牟はその真っ二つとなった笛を見て、泣いたのです。
鬼となり、望んでいた無限の時を生きてきた黒死牟。
自分の父や母、子供の顔ですらももう思い出すことができないのに、弟であり、憧れの存在であった縁壱の顔だけはハッキリと覚えていました。
黒死牟はずっと縁壱に魅せられ続け、そんな縁壱に近づくためにと、家、妻子を捨て、そして最後には人間であることさえも捨てたのです。
ですが、黒死牟は結果として何も手に入れることはできませんでした。
兄が鬼になって鬼殺隊の裏切り者になっても笛を大切にする緑壱
緑壱を超える為に全てを捨て鬼になった黒死牟さんそれでも超えることができなかった緑壱は手の届かない太陽のよう。おじさんも緑壱に渡した笛数百年間を大事に持ってるってのがもう😢#鬼滅の刃 pic.twitter.com/FYnTTgrHHU— ネムっち (@nem_anime) October 12, 2019
私は一体何のために生まれてきたのだ
教えてくれ
縁壱
ただただ縁壱という太陽の様な存在と同じ高みを目指した巌勝という月
家族や仲間、人である事も捨て、最後には武士である事も捨てた彼が最期まで手放せなかった縁壱の存在
自分がやった笛を最後まで大事にした弟、その亡骸を切ってなおそれを持ち続けた黒死牟
こんな終わりしかなかったのか#鬼滅の刃 pic.twitter.com/dJaS6GRW9z— 公宏 (@shirasagih2) October 12, 2019
ーーー次回第179話へと続く
黒死牟(こくしぼう)が切った笛が意味することの感想
今回の第178話で黒死牟がどうして鬼になってしまったのか、理由が分かりましたね!
黒死牟の双子の弟だった縁壱。
誰もが憧れるような才能を持っていた縁壱に、黒死牟も憧れ、その才能に追いつこうと何もかも捨てたのにも関わらず、何も手に入れることが叶わなかった黒死牟。
どうしてこんなにも報われなかった人生だったのでしょうか。
そんなことを知ってか知らずか、縁壱は寿命が終えるその時まで肌身離さず持ち続けていた笛。
このシーンに思わず私も泣いてしまいました・・・。
黒死牟が縁壱に憎しみを抱いていたのとは裏腹に、縁壱は笛をくれた優しい黒死牟のことを死ぬその時まで忘れずにいなかったということでしょうか。
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