趙の将軍”扈輒”は、かつて戦場で”痛みの底”を経験したと言いました。
扈輒が経験した痛みの底と、顔に埋め込まれている装飾にはどうやら関係があるようです。
いったい扈輒の身に何があって、何のために装飾をつけているのでしょうか?
本記事では、扈輒が経験した痛みの底についてと、顔に埋め込まれた装飾の意味を考察してきます!
目次
キングダム:扈輒(こちょう)はどんな人物?
キングダムの693話のネタバレ予想です。桓騎は扈輒(こちょう)将軍の生け捕りを狙うのでは?と予想しましたが、どんな展開が待っているのでしょうか?https://t.co/bj4fUiVb6I#キングダム #ネタバレ #693話 #予想 #最新話 pic.twitter.com/kLKkIIP6Yx
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扈輒は趙の将軍で、”邯鄲の守護神”という異名を持つ名将です。
キングダム第59巻で初登場!
今は邯鄲の守護神と称される扈輒ですが、もともとは対燕の戦線で荒れ狂った烈将でした。
鬼も恐れて寄り付かぬと謳われたことで悼襄王に気に入られ、戦線から退き邯鄲に入ります。
しかし、当の本人は王のことを「クソだ」と嫌悪していました。
今の趙の要は「李牧」であると、李牧のことをとても信頼しています。
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キングダム:扈輒(こちょう)は史実?
扈輒は史実で実在した人物です。
扈輒の記録は、紀元前234年の桓騎との平陽・武城の戦いのみ。
ここで扈輒は桓騎に敗れ戦死。
10万人もの趙の兵士が斬首されたと記録されています。
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キングダム:扈輒(こちょう)軍が桓騎を恐れない理由
桓騎は残忍なことで列国に知られています。
趙との黒羊丘の戦いでは、人間アーチを作って敵将”紀彗”を震え上がらせました。
これが桓騎が紀彗に贈った
黒洋の民の人間アーチです pic.twitter.com/tSkV07h1Ep— いお (@__giltguy) December 28, 2016
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しかし、影丘でその桓騎軍と相対していた扈輒軍は、桓騎のことを恐れていませんでした。
扈輒の側近”夏満”は
夏満「桓騎は”痛み”を武器として相手を呑む戦をするが我らには通用せぬ。
奴らへの恐れなどないからです。
我らは誰よりも”痛み”を抱きかかえる扈輒様と戦い歩んだ軍だ。」
と言っています。
扈輒軍が桓騎を恐れないのは、自分達の方が”痛み”を知っているからだそうです…。
いったい彼らに何があったのでしょうか?
キングダム:扈輒(こちょう)が経験した痛みの底は拷問?
未発売 第693話『浅い話』より
扈輒「私は昔の戦場で人の闇の底を見た。つまりは痛みの底だ。」
と発言しています。
扈輒は燕との戦線で活躍していた頃に、この痛みの底を経験したのではないでしょうか?
扈輒軍が桓騎のことを恐れていない点や、
桓騎軍の砂鬼のような”拷問専門”の人間がいる点から、
扈輒が見た痛みの底は”拷問”と関係があると思います。
キングダム:扈輒(こちょう)が経験した痛みの底を考察!
家族を拷問により殺された?
一つ目は、扈輒の力不足により家族が拷問の末に殺されたという考察です。
扈輒が燕と戦っている間に、燕の別働隊かもしくは他国の敵軍により趙が攻められ、
急いで引き返したものの、扈輒が辿り着いたときには
家族は殺され、バラバラになっていたというものです。
しかし、扈輒ほどの将軍の家族であれば、
敵国との国境沿いではなく、王都に近いところに住んでいると思うので、
この可能性は低いかもしれません。
仲間を拷問により殺された?
二つ目は、敵に捕らえられた側近や仲間達が拷問され殺されたという考察です。
影丘での戦いで、趙軍に捕まった雷土がされたように、
敵の拷問に遭い、仲間のバラバラ遺体を見せつけられたのではないでしょうか?
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しかし、これは戦国の世では珍しくないことだと思います。
辛い出来事であることには間違いありませんが、”痛みの底”というには弱い気がします…。
自分が仲間を拷問した?
最後は、扈輒自身が仲間を拷問して殺したという考察です。
これは扈輒が無慈悲な人間で拷問したのではなく、
状況的にやむを得なくそうしてしまったということです。
「扈輒の手で自分の仲間を拷問して殺す」ことと、
「扈輒の大切な何か(家族など)」を天秤にかけられ、
泣く泣くその行為に及んだ…
とすれば、これは痛みの底と言ってもいい程の経験になるのではないでしょうか?
キングダム:扈輒(こちょう)の顔の装飾の意味は?
扈輒の顔の装飾は、自分の意志で埋め込んだものだと思います。
これは693話『浅い話』で
桓騎「顔面にそんなもん埋め込んで痛みを感じてねェと、平衡を保ってられねェ程の軟弱者だ。」
と桓騎が扈輒に言ったセリフで、自分で埋め込んだものなのかなと感じました。
痛みを感じていないと平衡を保っていられないということは、
何かに罪悪感を感じているから、そうしているのではないでしょうか?
顔に埋め込まれた7つの装飾は、7人の命を表していると思います。
自分の手で、7人の命を拷問により殺したことへの罪悪感から
自分の顔に装飾を埋め込んで、常に痛みを感じることで何とか平衡を保っているのではないでしょうか?
キングダム:扈輒(こちょう)が経験した痛みの底とは!?顔に埋め込まれた装飾の意味は何?まとめ
扈輒が経験した痛みの底と顔に埋め込まれた装飾について考察しました。
経験した痛みが何だったのか明かされないまま、扈輒は自害してしまいましたが、
この戦いが終わるまでには、明らかになるのではないでしょうか?
扈輒亡き後も続く、秦軍と趙軍の大戦!
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