廉頗の登場は、秦VS魏の「山陽の戦い」くらいであまり多くありません。
しかし、趙三大天だけあって話す言葉の一つ一つが
とても重く、そして格好良く、全てが名言に聞こえるので、
登場シーンが少ないにも関わらず、多くの名言を残しています！
本記事では、そんな廉頗の数ある名言の中から、
かつての趙三大天や秦六将への熱き思いが伝わる名言に絞ってご紹介していきます！
目次
キングダム：廉頗（れんぱ）はどんな人物？
再来月、恩師の１人(昭和30年生)が退職すると聞いた。とっくに定年して契約社員だったそうだ。ビジュアルも性格も趙国の旧三大天、廉頗そっくり。昔ながらの技術者で現代のルールを伝えても覚えようともしない面倒くさい人。30年前のあだ名は「ヤクザ」笑
でもこの人が好きだし、廉頗が大好き。 pic.twitter.com/OC1KjuFICJ— dai (@dai_a6) September 3, 2020
廉頗はかつての趙三大天の一人！
素行の悪かった悼襄王を諫めたところ、大将を剝奪され、魏に亡命することに…。
そんな廉頗の元に、かつての戦友”王騎”がわざわざ国境を越えて見舞いに来てくれました。
その時、王騎は廉頗にあることを告げます。
それは「退屈したら蒙驁軍と戦え」という内容でした。
蒙驁が抱える2人の副将（王翦・桓騎）は、中華にまだ知られていない傑物であると…。
廉頗は山陽に蒙驁が来ることを聞きつけ、3年間の沈黙を破って秦VS魏の戦いに参戦することになります！
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やはりこんな戦では燃え上がらんのォ
第22巻 第234話『頂上一気』より
これは、山の上にある蒙驁本陣まで廉頗が駆け上がってきたときのセリフです！
若かりし頃、廉頗に負け続けた蒙驁は、
長年考えに考えた廉頗を討ち取るための布陣で
本陣の裏側に「渾身の砦」を造っていました。
しかし、廉頗は蒙驁の罠に引っかかることなく、頂上に辿り着いてしまいます。
そして、
「前後の挟撃のつもりが、結局片側だけで攻略できるとは…
つまらぬ…やはりこんな戦では燃え上がらんのォ」
と言いました。
秦六将のように、自分を燃え上がらせる存在がいなくてつまらない、という思いと同時に、
秦六将がいなくなった寂しさを感じる名言でした。
あまり儂らをなめるなよ、蒙驁
第22巻 第236話『廉頗の怒り』より
これは、蒙驁と廉頗の一騎打ちが行われたときのセリフです！
蒙驁の渾身の一撃により、廉頗は落馬してしまいます…！
馬上の蒙驁と落馬した廉頗。
圧倒的に蒙驁が有利な状況となりました。
ここで蒙驁は廉頗にとどめを刺そうと、矛を振りかざします！
誰もが廉頗はこれで終わりだと思ったそのとき…！
廉頗が凄まじい速さで蒙驁より先に矛を振りました！
そしてこの廉頗の矛は蒙驁の左腕を吹っ飛ばします…！
絶対的に不利だったはずの廉頗が逆転したこのシーンは、
六将になれなかった蒙驁と、三大天だった廉頗の格の違いを見せつけるものでした。
そして、廉頗は
「相手を失い熱きものが無くなったとは言え、あの黄金の時代を戦い抜いたこの金剛の身体。
うぬのしみったれた四十年の思いとやらで砕き飛ばせるとでも思ったのか。
あまり儂らをなめるなよ、蒙驁」
と言うのでした。
廉頗の言う「儂ら」には、趙三大天の他の2人だけでなく、秦六将も含まれていると思います。
自分を含めた趙三大天はもちろんのこと、敵であった秦六将へのリスペクトも感じる、廉頗の名言でした。
強者は最後まで強者
第22巻 第236話『廉頗の怒り』より
3年間、魏で沈黙を保っていた廉頗がこの戦いに出てきたのは
「王翦や桓騎が目当てだったからではない」と、蒙驁は言います。
蒙驁は、廉頗が出てきた本当の理由は「王騎が討ち取られたことへの憤りだ」と言うのです。
ほぼ無名の李牧と龐煖に討たれた王騎は、時代の流れにのまれる形となりました。
抗いようのないこの時代の流れが許せないのだと指摘する蒙驁に対し、
廉頗は
「時代の流れなどクソくらえだ。
強者は最後まで強者。
老いようが病に伏せようが戦場に出たならば勝つのが鉄則」
と言います。
時の流れなど関係なく、
「死ぬまでその名に恥じない強者であるべきだ。」
という、趙三大天としてのプライドを感じる名言でした。
どいつもこいつも自分勝手に先に行きおって
https://twitter.com/mayuge_booooon/status/1123192692547002368
第22巻 第238話『自分勝手に』
廉頗は復帰後わずか一戦目で負けた王騎のことを
「あ奴は六将・三大天の名を汚した愚か者よ。」
と言います。
そんな廉頗に信が反論！
王騎の最期がいかに天下の大将軍として堂々たるものだったかを語ります。
廉頗はその言葉を聞き、王騎をさすがだと認め、
天を見つめながら「どいつもこいつも自分勝手に先に行きおって」と心の中で言います。
一人となってしまった今を寂しく思う気持ちと、
先に行った彼らが、素晴らしい英雄として次に受け継がれていることを
誇らしく思っていることが伝わるシーンでした。
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キングダム：廉頗（れんぱ）の名言4選！かつての趙三大天と秦六将への熱き思いが伝わる！まとめ
廉頗のセリフは、その端々から趙三大天であることへの誇りが感じられます。
そして同時に、共に一時代を築いた秦六将への尊敬の念も感じられますね。
廉頗の数々の名言が見られる山陽の戦いは、キングダム第18巻～第23巻でご覧頂けます！
また、その他のキャラクターの名言は下記リンクよりご覧頂けますので、
宜しければ、こちらも読んで頂けると嬉しいです。
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