「九条の大罪」の中で主人公九条とともにメインキャラとして登場している壬生憲剛(みぶけんご)
九条に依頼人を斡旋したり、さまざまな事件に絡んでいたり、壬生は「九条の大罪」でなくてはならない存在です。
一見、極悪非道な半グレ。でも実はクールで合理的、クレバーな行動をする壬生の生きざまに惹かれるファンも多いはず。
壬生の魅力は、ただの暴力的で残忍な制裁をする半グレではないところ。
非情で凶悪な壬生にも触れてはいけない弱いところがある、そんなギャップがより人間の深さを見せつけているのかもしれません。
今回は最強の半グレ壬生の弱点はどこにあるのか、その秘密について深掘りしてみました。
目次
【九条の大罪】壬生の表と裏の顔
壬生は表向きは堅気な自動車整備会社の経営者。
裏の顔は半グレのリーダーとして地元の素行の悪い後輩たちを取り仕切っています。
ときには犯罪に関わった後輩たちを警察から守るために弁護士九条を紹介したり、裏切者を制裁したり悪行に手を染めています。
自動車整備工場は数々のリンチが行われている現場として使われていたりも。
合法に生きていく場所を確保して犯罪の影を隠す、半グレながらもそんな社会性を持っている聡明な壬生。
ガールズバー、サパークラブ、飲み屋やラウンジのオーナーなど飲食関係の経営にも手を広げています。
じわじわとビジネスを拡大して力をつけながら虎視眈々と何かを狙っているかのように見えます。
https://twitter.com/sancyamenesu/status/1400309932356825091
【九条の大罪】壬生のかけがえのない思い出
壬生が九条をサシ飲みに誘ったのは、中学生のころ仲間とたむろしていた秘密基地のような廃墟。
朽ちかけた広い敷地の中で壬生が九条に静かに語りだしたのは、愛犬おもちとの思い出でした。
壬生が子供のころからずっと一緒に過ごしてきたおもち。
けんかばかりの毎日でささくれ立っていた少年壬生の心を救ってくれたのはおもちの存在でした。
嫌なことがあると察するように顔をペロペロなめて慰めてくれるおもち
おもちのからだに顔をうずめて何度も匂いを確認する
心を落ち着かせるおもちの匂いは壬生にとって忘れられないかおり
母親が死んでから壬生のそばにいてくれたのはおもち
誰も信じることができない少年壬生の荒れた心を理解して癒してくれたのはおもちでした。
壬生はおもちの存在が自分の人生の中でどんなに重要だったか、九条に語ったのでした。
壬生とおもちの思い出
暑い夏の散歩は毎日、日が暮れてから。
夏のアスファルトの熱さは犬の肉球の根性焼といっしょだから。
おもちの足腰が弱くなってからはカートに乗せて散歩。
運動のために少し歩かせたりも。
そよ風が頬を通り抜けると気持ちよさそうにしていたおもち。
そんなおもちの顔をあと何回見られるかなと思って散歩をしていた壬生。
壬生のおもち愛
「九条の大罪」のエピソードには、壬生のおもちへの愛情が感じられるシーンが散りばめられています。
死んだ金本の飼い犬ドーベルマンの新しい飼い主に壬生はなることができませんでした。
それはおもちのことを忘れられないから。
壬生がいつも身につけているチェーンのネックレスにはおもちがついています。
ムキムキのゴツい体にはアンバランスなかわいさ。
半グレ仲間とのLINEのグループ名が「おもち」になっています。
副反応で苦しんでる時になんか気分が良くなるような漫画読もうって思って九条の大罪読んでしまったマン…。
とにかく壬生好きだわ、LINEグループか何かを「おもち」にしてるのがいいな。 pic.twitter.com/QOTBViyaAJ— こがねい@犬 (@koganeaki25) May 1, 2022
【九条の大罪】京極と過去の因縁で明かされた壬生の弱点
「あのとき、奴をバットで叩き殺して自分も死ねばよかった」
壬生には一生背負った罪があります。
どんなに後悔してもしきれない、取り返しのつかない選択をしたからです。
怖いもの知らずの半グレだったころ、伏見組の賭場の売上金に手を出してしまった壬生。
ヤクザの京極は壬生に対し死に至らしめるほどの制裁を加えます。
京極の残忍でしたたかなところは、自分では手を下さないこと。
「愛犬のおもちを殺せ。無理なら死ね」
壬生の弱点が「おもち」であることを知っていた京極。
壬生に選択させることで恨みの矛先を壬生自身に向けさせます。
京極は半グレにはない忠誠心を証明させるために壬生の弱点おもちを利用したのです。
おもちを失ったのは、壬生自らの選択でした。
壬生の取り返しのつかない選択は、一生消えない罪であり続けます。
九条の大罪の新刊でてたのでKindleにぶち込んでみた。
壬生くんマジで京極の野郎を殺したいほど憎んでいるみてえだな。 pic.twitter.com/f5P50Jmwro— 非対称ジメチルヒドラジン (@abura3Z) January 10, 2022
【九条の大罪】壬生の背中の刺青の秘密
壬生の印象的なトライバルな刺青。背中に描かれているのは愛犬おもち。
「生きる意味を一生背負え」
京極の言葉の通り一生罪を背負うために自らの背中に刻んだ刺青。
壬生が全身に刺青を入れたのはおもちの死後でした。
壬生の腹筋の刺青には「EVERLASTING LOVE RICE CAKE」の文字が書かれています。
それは「おもちを一生愛する」という意味。
そしておもちの姿とともに背中にあるのが、象徴的な「天秤」の刺青。
壬生は「罪の重さ」を天秤として描くことで自分自身を戒めているのかもしれません。
7月!
夏っぽい事したいなぁ〜
今日締め切り pic.twitter.com/eoEdwCQTeL— 真鍋昌平 九条の大罪⑥7月29日発売 (@shoheimanabe) July 1, 2021
【九条の大罪】半グレ壬生の弱点はおもち?秘密は背中の刺青にあり まとめ
半グレ壬生の弱点はどこにあるのか、その罪の秘密について深掘りしてみました。
極悪非道な壬生の弱点は、刺青で背中に描かれたおもち。
自分の罪を一生背負い続ける壬生は、きっとおもちのためならば、どんなことでもしてしまうでしょう。
おもちに対する愛情は壬生の人間的な魅力を感じる部分であり、壬生のアキレス腱でもあります。
あの時、奴をバットで叩き殺して自分も死ねばよかった…壬生が九条に語った京極に対する恨みには続きがあります。
「だが今じゃない。俺にはやらなきゃいけないことがある」
おもちの仇を取るために壬生はどんな策略を立て行動をするのか今後の展開が楽しみです。
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